【2018年4月22日・23日】
以前から食空間デザインに取り入れたいと考えていました日本の古くから伝わる折形(おりかた)。
今回のテーマ「菖蒲の節句」の室礼はテーブルコーディネートの主役として丁寧に折った「菖蒲包み」、お重の上には、兜の形をした「黄粉包み」をしつらえました。
「黄粉包み」は「菖蒲包み」に比べると比較的、折りやすいのでテーブルコーディネートにおける季節の演出にお勧めです。
そして端午の節句に、蓬や菖蒲の葉で作り邪気を払う「薬玉」は水引で作った物を吊るし小さいながらに空間に彩りを添えています。また、立派に咲く菖蒲を凛と真直ぐ長く使う事で男子の成長、立身出世の願いを表現しています。
カラーコーディネートは端午の節句、王道の色合わせ菖蒲の色に見る紫、黄緑、紺色
今回はラベンダーピンクを掛け合わせ大人の女性が愉しむテーブルコーディネートに仕上げました。