【2019年1月26日・28日】
「節分」は、二十四節気「立春」の前日にあたる雑節の一つ。
元来は季節の分かれ目を意味し、立春・立夏・立秋・立冬の前日も節分とされてましたが、旧暦では立春からを新年とし節分は一年の最後となる為、いつからか立春の前日だけを呼ぶようになりました。
大寒から15日目にあたり寒気が少し緩み始め春の兆しを感じる頃、冬から春へと季節が変わる節目に邪気を払い新しい年を祝い幸せを願う行事に相応しく、テーブルコーディネートのカラーはおめでたい赤や明るめの色を取り入れつつ、赤鬼、青鬼のイメージにもつなげて有田焼の藍色角皿、干支の書、漆器などをあしらい「モダンに愉しむ節分のおもてなし」を演出しました。
行事にちなんだ室礼は、禅寺の門に貼られた厄除けの「立春大吉」のお札を手作りし、魔除けに屋根の一番高い部分に使われる「鬼瓦」や鬼の棒に見立てた「すりこぎ棒」など、節分の王道アイテム「豆」「柊」「鰯」を合わせてテーブルサイドに「節分の室礼」を表現しています。
今年から回によっては室礼に使って頂けるアイテム作りのワークショップを取り入れました。
今回は「立春大吉」の書のお見本を使ってお札を作って頂きました。
練習後の清書は殆どの方が、お見本を下に敷いて書かかれ綺麗に仕上げられました。
セミナー後は、手作りの“豆尽くしのポトフ”と“変わり巻き寿司”二種は大豆の肉味噌炒め巻き、胡瓜の中華風パリパリ漬け搾菜と生姜ご飯巻き。
源吉兆庵さんの“福々ます”のお菓子を召し上がって頂きました。
次回の「花祭り」は3月31日(日)15時~と4月1日(月)11時半~になります。
室礼に使えるアイテムのワークショップも予定しております。
銭屋塾さまの募集が始まりましたらご案内させて頂きます。