今年の銭屋塾は年中行事4つを抜粋し、季節や行事のいわれに沿ったテーブルコーディネートと室礼を学んで頂きます。
各行事にちなんた要素をテーブルの演出や室礼に取り入れやすい様に意味のあるアイテムの選び方や色の選択をしっかりご説明いたします。
単にディスプレイ的な表現ではない季節感と行事に合ったテーブルコーディネートが出来るよう分かりやすく伝授していきたいと思います。
初回の「節分」は、二十四節気「立春」の前日にあたる雑節の一つ。
冬から春へと季節が変わる節目に邪気を払い、新しい年を祝い幸せを願う行事に相応しく、テーブルコーディネートのカラーはおめでたい赤や明るめの色を取り入れています。
使う色の選択として、赤鬼や青鬼をイメージした有田焼き角皿の藍色など。。。
また、渋めの赤に干支の書(隷書など)をあしらい新しい一年が始まる「立春」と春の兆しを感じる陽気な雰囲気で「モダンに愉しむ節分のおもてなし」を演出しています。
行事にちなんだ室礼は禅寺の門に貼られた厄除けの「立春大吉」のお札を手作りし、魔除けに屋根の一番高い部分に使われる「鬼瓦」や鬼の棒に見立てた「すりこぎ棒」など。。。
また節分の王道アイテム「豆」「柊」「鰯」を合わせてテーブルサイドに行事の室礼をしております。
今年から回によっては室礼に使って頂けるアイテム作りのワークショップを取り入れました。
今回は「立春大吉」の書のお見本を使ってお札を作って頂きました。
練習後の清書は、お見本を下に敷いて綺麗に仕上げて下さいました。
セミナー後は手作りの“豆尽くしのポトフ”“変わり巻き寿司”二種は、大豆の肉味噌炒め巻きと胡瓜の中華風パリパリ漬け搾菜と生姜ご飯巻き。何れも手軽に出来るレシピです。
最後に源吉兆庵さんのお勧めの節分菓子“福々ます”を召し上がって頂きました。
次回のテーマ「花祭り」は、
3月31日(日)15時~、4月1日(月)11時半~になります。
室礼に使える素敵なアイテムも考案中ですので、どうぞ楽しみにしていらして下さいね♪
銭屋塾さまの募集が始まりましたら、ご案内させて頂きます。